世界基準に近い家づくりを目指す
今回、住む人の健康と快適さを求めたとき家は?
どのくらいの仕様にするのか?そこを考えたときに今熊本の断熱性能基準は
UA値0.87以下ですが、ZEHでも0.6以下となってますが、世界で見ると日本の基準が低すぎるとのこと。そこで、HEAT20のG1(0.56以下)G2(0.46以下)とありましたが、G3基準も出てきました。なんとUA値0.26以下です。
G2基準以下をクリアーするには仕様の変更が必要です。
そこで出田建築工房では、今回、仕様変更しまして戸島の家はUA値0.31になりました。
これは、ホームズ君というソフトで出た結果です。もちろん省エネ基準にも適合してます。熊本基準の約3分の1の数値です。
太陽光を今回載せてますので年間の光熱費はマイナスです。
ちなみに今回の仕様は、内断熱はいつものデコスファイバーです。調質作用もあり健康に一番いいと私は思っております。
ウレタン吹付になると気密やUA値は下げやすいですがデコスファイバーで気密、断熱を取りたいと思います。ここは私のこだわりです。(笑い)
サッシは、樹脂サッシのトリプルガラスを採用いたします。硝子が3枚です。右側が一般的なサッシです。
ここまででしたら、UA値は0.4前半位ですが、それ以下にするには付加断熱しかありませんでした。
そこで今回は、内断熱と、外断熱のダブルで行きます。
戸島の家がこれから着工していきます。構造、断熱、サッシなど後からは簡単には交換できません。30年後も快適でその先も安心して快適に住める家を今後もご提案していきます。
なお、数値等は家の間取りや仕様により変わります。